2008/11/27
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
入社して2年目あたりからずーと公私共に付き合ってくれたF氏。別の会社なのに同じ仕事を組んでやることが多かった。年齢は同じだけど酒は飲めねーし、カミさんいねーし、飲み屋といってもコーヒーのある店なんてそうはない。必ず割り勘にすると文句言いながらもまた付き合う。
打合せなしにお客様の前で二人突然ケンカ口論を始めたりする、とお客はなだめに入り、仕方なしに妥協したり中間策で依頼したり。勿論それを引き出すためのアブない手法なんだけど彼とはそんなワザが出来た。終わって喫茶店に入りニコニコしてたら同席してた後輩は????んな顔してたっけ。
彼とは益子焼にも2度一緒に行った。彼は高いものも平気で買う、
「こういうものは使わなきゃ」という。
このとき買ったもののうち1つをおふくろさんが使ってて割ったらしいが、それでも残念がってた。
そのとき真似して買ったものがこのお皿”何を盛るの?”よく言われたっけ。
その彼が40歳を超えて大阪に転勤となった。もともと京都好きな彼は喜んで行ってしまった。休みには仏像を散策、清水焼を買いあさるなど「最高な大阪生活よ!」と。
なのに48歳、夏休み実家に戻り大阪に向かうはずが、、脳梗塞で倒れた。以来一度も復帰せぬまま還暦を迎えてしまった。
普通に話せるようになってから残念がってたことがある。
「お袋と妹とが大阪の荷物を整理に行ってさ、いらない本ばっか送って大事な清水焼きを捨ててきてしまった!あのコーヒー茶碗がおしい!」
「値札付けとけばよかったのに」(笑)
PR

