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16年前「１．１７」打ち合わせの予定で客先に直行してた。着いたとたん相手がそわそわ、
「実家が神戸でさ、連絡取れないんだよ、、、今日は中止にして、、、」
まださほどの災害とは思っていなかった。帰社してＴＶを見ると傾いたビルと、いくつもの火災にただ事でないと。なんと部員の数人が神戸に居るが無事を確認できた。何故かその２ヶ月前にＮＴＴ以外の回線に私が加入しててこれだけが使えた為でした。それから数時間後、あの傾いてたビルが崩壊！
３月になってひとりの交代要員交渉に神戸に向かった。すんなり受け入れてもらえ夜の宴会となる。２件目のスナックで、
「あの地震に耐えたものよ」とママから、オニキスのワイングラスを記念にもらってきた。
１０年前「９.11」ＴＶニュースが海外映像、テロ？？この時ケーブルＴＶに加入してたので「ＣＮＮ」に切り替えて、もう目が釘付け。そのうちどう見ても映画としか思えない映像が、ビルに旅客機が突っ込んで爆発！
人間がこんなことができるとは、どうしても信じられない。
そして「3.11」夜勤明けで寝ていた。
「揺れが長げーな、大きいぞ、、、」家のほとんどがなんともなかったが、書斎に入れない！
少しずつ外に出し何とか中に入ってみると、本棚が倒れ、壊れ、本やら物が散乱。しかしパソコンを見事に避けて無事なのが奇跡！
ＴＶニュースで津波に襲われる映像、むごい自然の力。
もう１ヶ月になろうとしてるのに、まだ余震が続いている、いや新しい地震か、、、
小松左京「日本沈没」を思い、感じて仕方がない。
先日、「タカ ＆ トシ」のトシそっくりの人に出会った。関西訛りだけど話し方もよく似ていてなんとも、おかしかった。
何度か通勤途中に大きな声で挨拶する明るい外人がいた。でもねぇ明らかに誰かと間違っていると思う。
私はよく元ＮＨＫアナウンサー鈴木健二に似ているといわれた、いや今でも。
Ｍ電機に出向してたときもよく言われた。で、ある女性から「鈴木さん」と声かけられ、面倒くさいから「ハイ」と返事した。と今度は他の人が”ん？”と振り向く（笑）。
笑えない話もあったっけ。客先で打ち合わせ中、
「何だよこの前、ゴルフ場で声かけたのに知らん顔しやがって！」と、そこの上司。
「いや、？！私じゃありません！私ゴルフしませんけど」
「あん、別人かよ、あそっ」
ってなんだよ、気分わる！
世の中に似てる人が３人とか聞くけど本当らしい。まぁ私の兄弟は他人から見ればよく似てるといわれるけど、骨格が遺伝してるとすれば仕方ない。でも他人でよく似てる人には逢ったことがない。ほんとに３人もいるのだろうか？
最近｢顔学学会」に興味がある。職業別に平均値の顔を作って、職業当てクイズをすると当たるんだって。そういえば朝のフジテレビの複数女性アナウンサーの区別がつかないよ。仕事をする前からの”顔”が似てるのかその後似るのか？きっと後者なんだろうなぁ。
幸か不幸か食べ物での好き嫌いはない。しばらく食べたくなかった物は”さつま芋”と”南瓜”なぜならお米が食えなかったときの主食だったから。百姓なのにお米が食べられないことの不満は中学卒業の頃まで続き、やっと食べられるようになっても”屑米”発育不全、割れ米、稗とか除き切れない雑穀、これは不味かったけど主食！高校２年まで続く。
結婚して３７年目、同郷同年代のせいもあってか出された食事はいつでもうまいと思う。最近になって出される”さつま芋”と”南瓜”の料理はなぜかおいしく食べられる。
音楽の種類で好き嫌いはない。クラシック、演歌、軽音楽、、、何でも聴く分には好き嫌いの区別はない。けど演奏となると問題がある。私は基本的にはテンポ音痴だと思う。努力改善してきたけどどうも、ズル休みしてラジオを聴くようになる中学の頃まで、身の回りには民謡、演歌、浪曲しかなかった、そのせいだと諦めの境地にいる。
最近マンドリンクラブで演奏する変拍子には閉口する、理解も出来ないし楽しくないなぁ、、。
仕事も好き嫌いなくやってきたと思う。まぁ”コンピュータシステムってなぁに”の頃からだから、苦しいけど楽しくやれたと思う。早期定年を決めてからは更に変化はいろいろで面白く過ごしている。あとチャンスがあれば試したいと思ってるのが”飲食業”客側で店の善し悪しを決めてたのとどう違うのか、やってみたい。
難問なのは人の好き嫌い、ないと言ったらウソになる。一見人からは”穏やかで誰にでも公平な”と思われてるのを知っている。だから受け入れてもらえるパターンは多いと思う。が、私が受け入れない嫌いなタイプがどうしてもある。
・眉間にしわを寄せている人、なるべく近づかないようにする。
・目上に弱く下に強気の人、態度がコロッと変わる人は信用できない。
・過去の栄光にこだわりがある人、今に生きて欲しい。
・言動不一致な人、難しいことだけどあまりに理不尽にひどいと嫌になる。
歳とってもガキのようにいたずらが出来る人、好きだなぁ
こうしてみるとお客が店を作ってるという一面を認めざるを得ない。
「あんたはタダもでいい」とマスターからよく言われた、おかみさんからも、
「よかった今日はお客さんが増える」？そんなことぁねぇべ。
どんなに繁盛していても、誰も来ない日があったりすると心配になったりするらしい。
なんでもお客の要望に応えようとするマスターに、
「３時から会議室として使わしてほしい、その後飲み会にするから」と私、
仕事を私に頼みたいと思うＴ電ＯＢの一人が、上のメンバーを連れて仕込んだことに勢竜を使うことにした。もちろん支払いは、、、あら、その方が済ましてしまった。これをきっかけに仕事も決まる方向に、マスターは”いつもより多くもらっちゃった”のＶサイン。
マスターから”お礼がしたい欲しい物ないか？”といわれ、
「んー、高いからいいよ」後輩は早々と”中華なべ”をもらっていった。
欲しかったのは－中華包丁と中華まな板－でも中華まな板は家で”邪魔”って言われそう。しばらくして、
「今日買ってきた、職人用じゃ重すぎるからこの辺で」と、カミソリのように切れそうな手ごろな重さの中華包丁をいたたいた。これは凄くいいもの、それでもカミさんには重く、時々私が使って錆付かせることも無く大切にしている。
最近マンドリンクラブの人から私が”理系の人に見えないいい加減さ”といわれ、実は２０代はじめは出来なかったことを言うと納得した。人をひきつけるマスターのいい加減さも簡単じゃないように思える。それとこのお店の変化、大きなゆっくりとしたうねりのような流れを感じてならない。もちろん付き合いが終わったわけじゃないけど回数が年とともに減ってしまった。マスターもおかみさんも私の演奏会に来てくれたり、黙酔会メンバーも若大将の演劇を見に行ったりしてはダメだしばっかり言って酒の肴にしている。はい、ほどほどにゆっくり長ーくですね。
最初に行った日からかれこれ１８年になるのかな、いろんな日があった。
－マスターの一撃－
私が連れてきた役員と他の課の課長か口論、エスカレート、声は大きくなるわテーブルは叩くし収まらない。そこにマスターがすっと割って役員に向かい、
「あのなぁ、いっくら言っても分からないものは分からないんだよ、やめな」あっさり収まった。
これは上手い！と思った。そもそもマスターの目配り、予測、応対、、、それでいていい加減さ、もう見てるだけで価値あると思う。
－大雪－
退社時間にすでに電車ストップの情報が流れてた。何人かで勢竜にいたが”動き出した！”と言っては一人ずつ抜けていった。
「マスター中央線が動くまでいるよ」とニュースを見ながらゆっくりとしていた。と、
「電車動かねえよ、ホームじゃ寒くてよここの方がいいや」なんて一人増えたり。
結局電車は動きそうも無く勢竜に泊まることにした。とマスター、
「今、ふとん用意するから、それから鼠よけ」？？？（夜中に鼠が運動会するらしい）
朝になり、ん？そういえば金払ってねえなぁ、まぁ今更いいか、雪かきでもして会社に出よう。
会社に出ると、朝の５時に家に着いて７時に家を出たとという者までいた。
－親子鷹－
わが息子がかなり飲めることが分かって誘った。何事も無かったがごとく溶け込んでいる。友の息子が障害担当らしく飛び回ってるとのこと羽田から仕事帰りに寄った。応援団出身なのに仕事合ってないような感じ。マスターの息子が俳優を目指しているとのこと、”２５才までは目指す”ってもう過ぎて、マスターを手伝うようになった。
黙酔会メンバーのＫ氏の長女がスーパー勤務を辞めることになってつれてきた。
温めた紹興酒を注いで”クイッ”と飲み小さな声で、
「ぁー、うまいッ」、、、友と二人で大笑い”やっぱり親子だよ”
