感と感性

　最近この言葉がよく浮かぶ。中学２年、”数学だけやる”と決めた、なぜなら積み重ねたものでもって、「感と予測」で何とかなることが分かったから。ノートは取らないで集中するのが自分流と分かった。
　だから試験勉強は全くしなかった。高校受験勉強も全くしなかったけど落ちる気はしなかったなぁ。余った時間はひたすらギターを弾くことにした。自分の感性を意識した時期。
　いや、もう一つ「ひらめき」っつうのがいる。これないとダメかな。

　このやり方は先生方には受け入れてもらえない。中学のときはそれでも二人の先生が黙認してくれた。高校では全くいなかった、悔やむ思い出が一つある、教科書に無い「確立」の授業
「ノートを取れ！」と無茶苦茶怒りやがった。
と、止む無くノートを取り始めたら全く理解できなくなった！。

　大学受験勉強は３ヶ月間ほど、それも友人のおかげで模擬試験ばっかし受けて過ごした。高校卒業して１０月までは百姓よ、ホンときつかった、丁度土地改良と重なってた時期で、点在してた田畑も河も何もかもひっくるめ、新たに1辺１００ｍの田んぼ。んなもん水張って平らになる訳ねぇよ。
　そんなんでも募集60名の数学科に合格して、友人は別の大学に、
「どうしょう、受かってしまったよ、金あんのかなぁ、、」って二人とも。

　これで「努力」出来たら天才なんだろうなぁと思う。そうさせない自分もあるし、そうさせない親子関係兄弟関係、、、いやいやこれでいい。
　息子の感覚が似ていておかしい。
「こいつ、感性だけでやってきたんだから説明するなってぇの」
「そう思う、話すほどに品位が落ちてく感じがする」って、ん？