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2008/11/27
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 定演の最後の曲とした、それには反対意見も多く、
「一般の人は知らない」「曲の印象が暗い」・・・・・・・・
 とりあえず楽譜を用意したのは私、広島の同期で年上の友人からパート譜を送ってもらった。それをスキャン楽譜ソフトに取入れ手直しを加えスコアを完成させた。
 確定はなんといっても指揮をする初ちゃんの意見!私は実は学生のときに演奏していません。どんな局かも知らなかった(笑)けど「鈴木静一」を弾きたかった。

組曲「山の印象」鈴木静一作曲
第一楽章:夜明け
 暗く 深く 山はまだ眠っていた
 暗黒から薄明への微妙な光の変化がおこる
 神秘な山のめざめをマンドチェロが静かに奏す
 やがて(一)日の出の時が近づく
 谷々を埋めていた霧の動揺が始まる
 そして東の空の淡紅が光を増し
 恵まれた晴天の朝の陽が輝き出る

第二楽章:山行く歌
 ゆるやかにつらなる尾根を  若人の群が辿って来る
 爽快な山歩きは明るい歌声となり
 山のいたずらもの"こだま"がはしゃぐ
 若い足は すでに尾根から尾根をつたい遠ざかって行く
 


第三楽章:高原の午後
 山の牧場の真昼は すがすがしい郭公の声が
 やすらう人達の眠気を誘う
 草原に寝ころび見上げる大空は美しく晴れ
 木々の青葉そよがせる風が
 汗ばんだ肌に快い高原の真昼

第四楽章:麓を指して
 登りには顎を出させられた山も
 下りには快適に足が弾む
 刈草を積み 鈴の音も軽く下ってくる馬とも競争――
 爽快な そして ちょびっと哀愁の感じる下山の情景


  この曲は23才(1924)の処女作で、映画音楽界からマンドリン界に戻った1965年に改作された。

 指揮者の初ちゃん、飲めないのにギターの職人(?)と3人定演一週間後に飲んだ。話題はやはりこの曲に集中でして、共通してたのは、
「こんなにいい曲だったっけ・・・・・・」
「お客さんのアンケートも”よかった”って」

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